LEESAYA
LEESAYA(リーサヤ) / 東京
Director : 李 沙耶(Saya Lee)
LEESAYAはディレクターの李沙耶(りさや)が2019年10月に設立した現代美術を扱うギャラリー。独自の表現を探求する若手アーティストを積極的に紹介している。また同世代の様々なジャンルのクリエイターと共闘し、現代における表現の可能性について探り続ける。
須賀 悠介
Yusuke Suga
1984年、東京都生まれ。SFや科学哲学などを参照し、立体作品をベースに、日用品を用いたオブジェや3DCGの映像作品など、様々な素材からなる新奇な作品を制作しています。近年は「Modification of Destiny」(LEESAYA / 2019)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.06/物語る物質」(高松市美術館 / 2017)、「Ghost Roaming」(LAGE EGAL RAUM FÜR AKTUELLE KUNST [ベルリン] / 2016)、「Duality of Existence」(FriedmanBenda [ニューヨーク] / 2014年)など国内外の展覧会に参加し、意欲的に発表を続けています。
毒山 凡太朗
Bontaro Dokuyama
1984年福島県に生まれ、大学卒業後、ごく普通にサラリーマンとして働いていましたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故によって、故郷である福島の状況が一変したことをきっかけに、今まで自分自身が信じてきたことや、社会が正しいとしてきた価値観に対し、改めて見直す必要性に駆られ、作品制作を開始します。
近年では「六本木クロッシング2019展:つないでみる(森美術館、東京)」や「あいちトリエンナーレ2019:情の時代」など、国内の展覧会に多数出展するにとどまらず、海外の展覧会にも招聘されるなど、大変注目の作家です。
金 光男
Mitsuo Kim
1987年大阪市に生まれ、2012年に京都市立芸術大学大学院を修了。在学中から精力的に制作を続け、卒業後は「VOCA展2014」奨励賞を、2016年には「京都市芸術新人賞」を受賞します。2014年、金沢21世紀美術館での注目の若手アーティストを個展形式で紹介する企画「APERTO」では、第一回目のアーティストに抜擢されるなど、国内外で活躍しています。
金はシルクスクリーンの技法を応用し、パラフィン・ワックスによってパネルにイメージを定着させています。モノクロのイメージは金自身が撮影した写真を使用しており、彼の眼差しをそのまま映し出します。転写されたイメージにあえて熱を加え、溶けて崩れながら固められた作品は、在日コリアン3世として日本に生まれ育った、自身の社会的な不安定さや曖昧な状況を投影しています。彼の作品群からは、現代において非常に多くの人々が共有し得る様々な感情を重ね見ることができます。

LEESAYA
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