FL田SH

FL田SH(フレッシュ) / 東京
Director : 吉田山(Yoshidayama)、高田光(Hikaru Takata)

2018年南青山にオープン。アーティストの高田光と吉田山が企画運営するアートスペース。そして2020年8月からは移転中と題して都市を漂流する出没気没のアートスペースとなった。アート作品の展示だけではなく、世界各地からセレクトされたZineやアーティストのグッズを取り扱うほか、日本にはまだ数少ないリソグラフによるアーティストのプリントを製作販売している。また高田と吉田がアーティストとしても活動していることから、世界各地のストリートアーティストたちと連携したプロジェクトを展開しており、東京のオルタナティブを最前線で切り開いている。

光岡幸一
Koichi Mitsuoka

Profile
1990 愛知県生まれ
2013 武蔵野美術大学油絵学科卒業
2016 東京藝術大学大学院油画科修了

主な展示歴
2019
アートデイズとよた (とよたスカイホール)
アイム・グラッド・ユーアー・ゼアー (東京芸術劇場)
2018
船橋わたす2018 (奈良県立大学)
大京都in京田辺

受賞歴
Tokyo Frontline Photoaward 2017 大山光平審査員賞
第14回 写真1_wallファイナリスト
第13回 写真1_wallファイナリスト
群馬青年ビエンナーレ2015 奨励賞
群馬青年ビエンナーレ2012 入選

光岡幸一は建築学部を経由した思考をベースに「遊び」の要素を取り入れつつ都市や空間の状況への介入、コミュニティへの介入や対話による経験を元に作品は制作するアーティストです。

やんツー
yang02

1984年、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。美術家。2009年多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン研究領域修了。デジタルメディアを基盤に、行為の主体を自律型装置や外的要因に委ねることで人間の身体性を焙り出し、表現の主体性の問う作品を多く制作する。
文化庁メディア芸術祭アート部門において第15回では「SENSELESS DRAWING BOT」が新人賞、第21回には「Avatars」で優秀賞を受賞(共に菅野創との共同制作)。2013年、新進芸術家海外研修制度に採択され、バルセロナとベルリンに滞在。2015年から東京と京都を拠点に活動。近年の主な展覧会に「札幌国際芸術祭2014」(チ・カ・ホ、14年)、「オープン・スペース2015」(NTTインターコミュニケーションセンター [ICC]、15年)「あいちトリエンナーレ2016」(愛知県美術館愛知、16年)、「Vanishing Mesh」(山口情報芸術センター [YCAM]、17年)、「DOMANI・明日展」(東京、18年)などがある。

成澤果穂
Kaho Narusawa

Profile
1990 生まれ、東京都在住
2015 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了

主な展示歴
2020
アートフェア「EASTEAST_Tokyo」(ログズビル)
2018
個展「Layer of drawing」(FL田SH)
2017
個展「行ったり来たり」(awai art center)
2016
個展「彼女はその場をスナップした」(コンドル道具)
2015
個展「武蔵野美術大学大学院修了制作展」(鷹の台キャンパス5B号館)
2014
個展「突き当りを直進してください」(YOYOGI ART GALLERY)
個展「Kaho Narusawa Solo Exhibition」(gallery SEPTIMA)
アートフェスティバル「第13回まつしろ現代美術フェスティバル」(山寺常山邸)
2013
個展「SUPER BLUE」(百想)

受賞歴
2018年 シェル美術賞2018 新藤 淳 入選

近年、成澤は路上で拾ってきた “絵を描くには邪魔なノイズがあるもの” に果敢に描き込んでゆく、それはグラフィティのような建築物への介入行為のようにも見える。 しかしグラフィティとは違い、より内面的でパーソナルな格闘がここにはある。 大脳ではなく、成澤自身の身体からくる直接的な欲望により絵の具やペンを使い支持体と交わっていく。その交わりによって構築されたものへの反射によりさらにパーソナルな格闘が展開されていく、成澤は画面内での過去の成澤自身の格闘の痕跡を認めつつ、さらに介入し塗りつぶしていく。そこに拾ってきた支持体が持っていた特性やノイズはもうない、そこには成澤が作り出した景色が広がっている。

DIEGO
ディエゴ

Profile
10代でストリートアートを始めたDIEGOは「東京のストリートを代表するアーティスト」ではないが、「日本のストリートシーンにおいて、もっとも風変わりなアーティスト」である。美術教育はもちろんのこと、大学・専門教育は受けていないし、東京の荒々しいストリートシーンに揉まれて育ったわけでもない。そのかわりDIEGOは持ち前のオタク的観点によってグラフィティやストリートアートに精通し、街の中に独自の視点で表現を仕掛け続け、いつからか「ジワジワと知られる」ストリートアーティストとなった。DIEGOの作品に登場する不恰好で可愛らしいキャラクターたちは、彼が街の中を自転車を漕いで探し出したレトロな看板や、古本屋に足繁く通って昔の印刷物から探し出した「制作者不明のキャラクター」である。また、彼の描く不思議な文字は、ヨーロッパを中心として新しい世代に広がる「Toy Grffiti(下手グラフィティ)」の影響を受け、独自の視点で発展させたスタイルだ。このようなDIEGOのもたらす「脱臼したストリート表現」は、絵画や壁画というビジュアルアートから、また街の中のgraffiti、そしてコンセプチュアルアートまで、少しずつ活動の幅を広げている。近年ではSIDE COREの一員として展覧会の企画や作品発表に努め、また自身が主催する壁画プログラムにおいても世界各国のアーティストたちの壁画制作のディレクションを行っている。

主な出展歴
Solo exhibition
2020
「Always secret OK」ON SUNDAYS, Tokyo
「I'm looking at you」OIL by 美術手帖, Tokyo
2018
「IMPORTANT GARBAGE」Hidari Zingaro, Tokyo

Group exhibition
2020
「WARNING SIGNS」Gallery Trax,Yamanashi
2019
「TRAX selection 2019」Gallery Trax,Yamanashi
「CAPITAL MAP」FL田SH,Tokyo
「COMICABSTRACTION BY WRITERS」PARCEL, Tokyo
「MURAKAMI VS MURAKAMI」Tai Kwun Contemporary, Hong Kong
2018
「Bubble Wrap exhibition」Contemporary Art Museum Kumamoto, Kumamoto

FL田SH

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前3-38-11
原宿ニューロイヤルビル302

https://www.instagram.com/flesh.tyo

03-6434-5383

flesh.tky@gmail.com

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