FL田SH

FL田SH(フレッシュ) / 東京
Director : 吉田山(Yoshidayamar)

髙田光(2021年脱退)と吉田山が運営するアートスペースとして2018年南青山にオープン。2020年8月からは入居していたビルの建て壊しと未曾有の感染症(COVID-19)の影響により『移転中』と題して都市やストリートを漂流する出没気没のアートスペースとなる。アーティストとの積極的なコラボレーションによる展覧会、複製芸術としてのグッツ制作やZINE、アートプロジェクトの企画といったアートの有機性を広く取り扱う。

石毛健太
Kenta Ishige

美術家、エキシビションメーカー、他副業多数。2018年東京藝術大学大学院修了。中秋の明月に海辺を散歩していたら月明かりが透過した浅瀬が綺麗でかなり良かった。近年の主な個展に『ニューグラウンド』(The5thFloor,2021)、アイオーン(BIYONG POINT,2020)がある。主なプロジェクトにSCAN THE WORLD、インストールメンツ、Urban Research Groupなどがある。主な企画にAnd yet we continue to breathe. (ANBTokyo,2020)などがある。

SCAN THE WORLD(略STW)

アーティスト/エキシビジョン・メーカーである石毛健太とアーティストのBIENによるハンディスキャナで新しい遊びを考えるプロジェクトの総称である。

2018年より活動を開始。
『SCAN THE WORLD [STAGE: COLLECTIVE BEHAVIOR ]』(2018,FL田SH)、『SCAN THE WORLD [STAGE: TELEPHONE GAME]』(2021,TOH)を開催。

BIEN

1993年東京都生まれ。ドローイング表現を基礎とし、絵画や彫刻など多様なメディアで作品を制作。アニメのキャラクターといったフィクションが生み出すかたち、文字や記号などの表象に着目し、それらが持つかたちや意味を解体/再構築する抽象表現を展開する。主な個展に、18年「WOOZY WIZARD」(BLOCKHOUSE、東京)21年「DUSKDAWNDUST」(PARCEL,HARUKAITO by island、東京)、主なグループ展に17年「Reborn-Art Festival」(宮城)、18年「理由なき反抗」(ワタリウム美術館、東京)、20年「PARALLEL ARCHEOLOGY」(OIL by 美術手帖ギャラリー、東京)など。

やんツー
yang02

1984年生まれ。2009年多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン研究領域修了。デジタル・メディアを基盤に公共圏における表現にインスパイアされた作品を多く制作する。行為の主体を自律型装置や外的要因に委ねることで人間の身体性を焙り出し、表現の主体性を問う。文化庁メディア芸術祭アート部門にて「SENSELESS DRAWING BOT」が第15回で新人賞、「Avatars」が第21回で優秀賞を受賞(共に菅野創との共作)。近年参加した主な展覧会に、「第20回DOMANI・明日展」(国立新美術館、2018)、「呼吸する地図たち」(山口情報芸術センター[YCAM]、2018)、「Art Meets 06 門馬美喜/やんツ」(アーツ前橋、2019)「東京ビエンナーレ2020 プレイベント」(2019)、「ダークアンデパンダン」(2020)がある。
http://yang02.com/